テレビをやめたら人はどうなってしまうのか?
考えたことがありますか?
私は1か月やめてみました。
そうすると驚くべきことがわかりました。
今回はその話をします。
なぜ私がテレビ禁止生活というような黄金伝説ばりの生活を送ろうと思ったのか?
それは学習時間の捻出のためです。
勉強の邪魔になるものって人それぞれだと思います。
人によってはお酒であったり、スマホであったり、友人からの誘いだったりします。
簡単に廃除できるのであれば、廃除した方が良いのは決まっています。
その分、勉強時間に使えるからです。
行動学的に何というのか忘れましたが、作用と反作用みたいなものです。
その行動さえやめれば、勉強の時間が増えるというわけです。
実際にはそんな簡単にはいきませんが、辞めれば、いい方向に向かうのは間違いありません。
私も難関の資格試験に挑戦する身としては1分1秒でも学習時間に変えたかった、そんな理由で、私の勉強の邪魔を探してみることにしました。
私が勉強の邪魔だと感じるのはテレビでした。
ここ数年でテレビが害悪でしかないとまで思ってくるようになっていました。
なぜTVが害悪なのか?
害悪とまで言うのを大袈裟だとして、なぜテレビが邪魔なのか?
それは、時としていらない情報を流して来るからです。
確かに面白いなぁというドラマはありますし、弁護士系のドラマや池井戸潤さんの原作のドラマは勉強になるし、第一面白いです。
あっ、以前にもブログ記事にしましたが、私は池井戸潤さんの小説が好きです。
これらのドラマは私にとって時として、おもしろさだけではなく有益な情報を与えてくれます。
ただ、それはドラマの時間だけの話です。
ドラマと言ってもせいぜい、内容なんて、45分程度であって、その15分くらいは宣伝になっています。
CMです。
これって自分の欲しい情報でないことが多いです。
つまりは無駄な時間です。
もちろん、それがTV業界がテレビ番組を作れる仕組みにならないのわかっているけど、どうしても無駄に感じます。
たまにはこのCMの間に参考書なんかを開くけど、結局は電源オフにはできないわけで、雑音として入ってきます。
耳というのは、シャットオフするのは非常に難しいです。
音が入ってくるだけで、集中できなくなります。
そんな5分で集中できる人なんてよっぽどだと思います。
ドラマはまだ良いとして、バラエティや情報番組に限っては一方的に要らない情報まで入ってきます。
はっきり言って、どうでもいい芸人や有名人、アイドルのどうでもいい情報なんていりません。
そんな情報が嫌でも、欲しい情報と一緒に組み込まれて入ってきます。
つまり、テレビはいつも一方的な情報しか送ってきません。
なんか操作されているようで嫌ですし。
害悪でしかないと考えるようになってしまいました。
ネットも同じようなもの・・・・
というわけではありません。ネットは、自分から欲しい情報を取りに行くのが基本です。
テレビとは違います。スタートは自分からだからです。
テレビを思い切って封印してみた
そしてとうとう、テレビの主電源、コンセントを抜いて張り紙を張って、封印しました。
思い切ってぶっこわすかと思いましたが、不経済ですし、あまりいいものではなかったのでやめました。
とうとう、テレビをやめてみました。
今も続いているのかというとそうではありません。
バリバリ、「グッドワイフ」を見ています。
面白いです。
常盤貴子さんの変わらぬ美貌と、カバチタレの行政書士補助者?のような立場からよく弁護士になったなぁという何とも言えない気持ちを持ちながら、見ています。
ちなみにカバチタレは私が行政書士になるきっかけとなったドラマです(笑)
まぁそれはさておき、
結果を先に言うと、そこまで長い年月は続きませんでした。
1か月ほどテレビは見なくなりましたが
最終的に家族の切望もあり、復活させました。
TVのない生活1か月の全貌とは!?
では、TVがない1か月の生活はどんなだったか?
それについて書こうと思います。
みなさん、TVを辞めた経験はあるでしょうか?
私は実は初めてでした。
ちょっと想像とは違っていました。
テレビをなくしてみて、最初に起こった変化は、意外なものでした。
リモコンを探してしまう・・・・
なんと、リモコンを必死にに探してしまう自分がいたのです。
もちろん、番組をみたくて探しているわけではありません。
ただ、それまでの癖で探して、TVの電源を入れようとするのです。
これまでテレビをつけるのは家族が初めだと思っていましたが、実は自分も結構TVを入れていたということに気づいたのです。
確かに静寂が嫌で、BGM替わりテレビを入れることはありました。
それにしても、まさか自分がこんな頻度でテレビを入れていたなんて思ってもいませんでした。
ただ、それも1週間しないうちになくなります。
テレビが見たくて、ソワソワすることはありませんでした。
そして、勉強の時間は明らかに増えていきました。
これでできなかったタスクが処理できる時間が多くなりました。
それはそれでよいことだったんですが、次にある行動が目立つようになりました。
youtube(ユーチューブ)を見てしまう
それは、ユーチューブです。
ユーチューブを見る時間が明らかに増えたのです。
確かにユーチューブは自分の興味があるものを、自分でスタートして自分で終えることがあります。
そして、テレビと比べれば、広告時間が少ないです。
でも教育系ユーチューバーであったり、弁護士ユーチューバーの久保田さんの動画ばっかり見ているわけではありません。
今考えればくだらないyoutubeチャンネルも観ていました。
結局テレビと変わらないじゃないか?
と思われる方もいると思います。
ただ、やはりテレビよりはましです。
第一にテレビよりは見る時間は減りましたから。
そしてリアルタイムで見る必要もないので支配されている感もありません。
時間もせいぜい1日30分くらいです。
テレビ時代は2時間垂れ流し、1日の内、おそらく4時間くらいは見ていたと思います。
それに勉強の時間も増えました。
ただ、ひとつだけ気づいたことがあります。
それはある意味、発見です。
動画をやめられない・・・
もちろん、皆さんに当てはまるかどうかわかりませんけど
人間は動画を見らずにはいられない
ということです。
動画が生活にしみこんでいるということです。
本読んだり、参考書を読んだりしましたが、ふっとした瞬間に動く画を欲したことが何度もありました。
そして気づいたらパソコンを開いて、youtubeをひらいてしまう。
それがテレビかユーチューブの違いだけです。
人間は・・・いや、少なくとも私はストーリのある動く画が見たいのです。
もしかしたら、テレビ世代で生まれてきてからテレビと一緒に過ごしてきた私だったからの話だけかもしれません。
とにかく、動画を完全に断ち切るのは難しいということです。
試しにやってみるといいでしょう。
私の言っていたことがわかると思います。
一応は家族の了承を経て、今回テレビ禁止をしてみましたが、結局は復活の切望があり、1カ月程度でやめることになりました
まとめ~1か月、勉強のためにテレビをやめると・・・
まとめると、今回でわかったことが二つありました。
テレビをやめれば時間はかなり増えるということと動画はなかなか断ち切れないということです。
テレビをやめれば、読めなかった本も読むことができ、できなかったこともできるようになります。
もちろん、勉強時間も増えます。
ただ動画を見る習慣はなかなか消すことが出来ないということです。
私の場合はユーチューブでしたが、人によっては映画だったり、DVDだったり、なんらかの動画を欲するでしょう。
ちなみにあのまま続けていけば、どうなっていたのか?
たぶん私は2、3年はテレビを見なくても大丈夫だと思います。
皆さんもテレビをやめてみてはいかがでしょうか?