半沢直樹シリーズで一気に全国に名を広めた作家、池井戸潤さん。
私も半沢直樹シリーズを気に、原作を読むようになりました。
ドラマがあまりにも面白く、先を知りたくなって原作を読んだ次第です。
はっきり言って、私はほとんど小説は読みません。
しかし、池井戸潤さんの本だけ読みます。
池井戸さんの本の特徴はとにかく、上層部のサラリーマンが描かれています。
上層部って?
まぁ結構な知的なレベルって人って意味です。
半沢直樹にしろ、有名大学卒の銀行マンです。
つまり、私の日常とはかけ離れた舞台で活躍している人物が描かれているということです。
そして、話題も知的な感じです。
銀行の融資の話、銀行の内部事情、弁護士の話、会社の組織の話、どれも小難しい話ばかりです。
単純に勉強になります(笑)
この小難しい話題についていけてこそ、エリートと呼べるのかもしれません。
私には難しすぎてわかりません(笑)
なのに・・・・
単純に熱くなれるというストーリーが描かれています。
一言で言うならば、知の暴力に対抗するストーリーです。
半沢直樹シリーズの見どころは上司との対決、半沢直樹の後輩の面倒見のよさ、人望のすごさ。
読んでいてスカッとなるのも池井戸潤さんの本の特徴であります。
単純と言っては失礼かもしれませんが、素直に人物の心理状況や人物像が入ってきます。
半沢直樹シリーズを読んだら一発でわかると思います。
七つの会議が映画化されるようで、また香川照之さんの名演技が見られるようです。
ネタバレはしません。
実はまだ読んでいないからです。
theサラリーマンという感じですよね。池井戸作品は。