私にも資格マニア的な要素は十分あります。
資格コレクター的なところもありますが、実はそこまで数にはこだわっていません。
昔は、とにかく自信をつけたいこともあり、数にこだわって、いろいろな資格を取ろうと、一生懸命になっていました。
しかし、今はそんな考えは捨てました。
「10個の簡単資格よりも1個の難関資格です。」
これから資格を取ろうと思っている人もぜひこのマインドでいてください。
量よりも質なのは当然ですが、それだけではありません。
ではなぜ、私は数にこだわらないで、難関資格を目指すようになったんでしょうか?
実はその方が、効率的だったりするからです。
難関資格に絞り込むことによって、どんな風に効率的なのでしょうか?
具体例を挙げるとすると、私が今目指している、司法書士試験という資格があります。
知らない人でも何となく、難関資格なのはご存知かと思います。
合格率一桁パーセント代の超難関資格です。
一生懸命勉強しても、数年はかかるといわれている資格です。
弁護士などの司法試験の次に難しい法律系の資格といえるでしょう。
取れば、人生一発逆転も十分に可能な資格です。非常に価値のある資格です。
ここで、あなたがほかの簡単な資格に目もくれず、これ一つに集中して勉強したとします。
毎日、遊びもお酒もやめ、一生懸命勉強しました。
そして、努力のかいあってか、司法書士試験に合格しました。
資格マニアで数にこだわる人ならば、難関資格1個しかないのは、なんとなく寂しく感じるかもしれません。
しかし、実はこの難関資格1個取ったという事実の裏には、3,4個分の簡単資格もついてきているのです。
それはどういうわけか?
少し語弊があるかもしれませんが、司法書士試験に合格したら、ほぼ無勉で行政書士試験にも合格できます。
もう一つ、ビジネス実務法務検定3級にもほぼ無勉で合格できるでしょう。
他にも、もしかしたら、相続○○などの資格にも合格できるかもしれません。
つまり、難関資格を取れば、ほかの隣接下位資格を取れる実力が自動的についているというわけです。
結果として、1個しか資格を取れていませんが、実は4,5個分の資格を取れる実力までおまけとしてついてきているのです。
取る取らないは自分次第ですが、取ろうと思えばいつでも、簡単資格を取れてしまうのです。
では、逆に、行政書士やビジネス実務法務検定や、他の割と簡単な資格を取った場合はどうなるでしょうか?
司法書士試験に合格する力はついていると思いますか?
おそらく・・・・というか断言してもいいです。
これらの資格を取れても、司法書士試験に合格できる実力は備わってないはずです。
よって、効率的なのは難関資格を取る方なのです。
もちろん、どうしても取りたい資格ならば、その簡単資格を取ればいいだけです。
宅建士になりたいのに、わざわざ司法書士試験に合格する必要はありません。
あなたは簡単資格をいっぱい取るか、難関資格を取るか?
どっちですか?