うちの父親の話です。
うちの父親は私が行政書士試験に合格しようとも、宅建士試験に合格しようとも一切ほめてくれるわけでもありませんでした。
普通、国家試験、2個合格したら、たいしたもんだの一つくらいは言ってもいい気がします。
たとえ、試験に受かっただけでも・・・・。
行政書士も、それなりに難しいし、合格率10パーセント以下の年の方が多いのに・・・。
なんらほめてくれませんでした。
ちなみに母親はそもそも、あんまり資格やお勉強ごとには興味ないみたいです。
あら、すごいんじゃないのくらいでした。
一方、父親は完全に学歴主義の人です。偏見かってくらい、学歴や職業を気にする人です。
どうやら行政書士試験合格では満足してくれなかったみたいです。
とにかく、父親は一切、ほめてくれませんでした。
それどころか、司法書士ならな・・・・というきつい一言。
私ももう、30代半ばなので、親に褒めてもらう年ではありませんが・・・。
実は幼少期からこれまで、ほとんど父から褒められたことがないので、根底にあるのは、ほめてもらいたいという気持ちだったりします。
思えば、ずっと父に褒めてもらいたかった。
しかし、気持ちとは裏腹に、高校受験にしろ、大学受験にしろ、父の期待を裏切ってきたました。
高校受験に関しては、第一志望を直前になって、ビビり、2志望に行ってしまった。ちなみに本試験では第一志望余裕で合格でした。
大学受験はあまり本気にならず・・・・。高校で遊びに夢中になり過ぎた。
そして、就活も失敗。
期待を裏切りつづけてきました。
思えば、2、3才ころから、私への期待は大きかったと思います。よくわかりませんが、幼少期の僕は、何かと優秀だったようです。
おそらく、ただの親ばか的な思想だったと思いますけど。
自分では今も昔も平凡だと思っています。決して、秀才でも天才でもありません。
ただ中の中以下ではなかったとは、思っています。
何事においても、平均点以上であったことは間違いありません。
父に褒めてもらうことだけが、司法書士を目指す理由ではありませんが、何としてでも、司法書士試験に合格して、一度でもほめてもらいたい。
同時にそれが父への、特別なプレゼントということになりそうです。
来年こそ、絶対に司法書士試験に合格してやる!!
父の日に、改めて誓う俺でした。
今週のお題「おとうさん」