独学で勉強を始めたは良いけど、テキストが読めない・・・・。
実際にこうなった方も多いと思います。
テキストが読むのが苦手という人が多いです。
私もかつてはテキスト読むのが苦手でした。
学生時代には教科書が読めませんでした。
小説のように頭に内容がスラスラ入ってこない・・・・
なぜ!?
同じ文字、日本語なのに・・・
と思ったことは、みなさんにだって一度や二度はあるでしょう。
もうテキストなんて嫌だ・・・苦手だとネガティブなイメージを持っている方も多いでしょう。
今回はそれを克服する方法について書いていきます。
これを知ることで、大人が独学するための最強、効率的な勉強方法を身に着けることができると思います。
また社会人のみならず、現役の学生さんたちにも参考にしていただけたら嬉しいです。
ちょっと、ハードルを上げ過ぎてしまいましたが、実際に独学で、最初につまづいたときはある程度参考になると思います。
目次
テキストを読まずに勉強は始まらない
基本、テキスト読まないで勉強を進める方法はありません。
資格もそうですが、何かの勉強をしようするとき、参考書やテキストなしでは勉強が捗りません。
テキストの読み込みは基本的に避けては通れないことなのです。
では、この苦手意識を払拭するには、どうしたらいいのでしょう。
一つは小説のようにスラスラ読めるようにする下地を作るという行動と、もう一つはノートなどにまとめながら、学習を進めるという方法です。
あと、コレは裏技的な方法かもしれませんが、講義と一緒に進めていく方法もあります。
これはいわゆる、学生時代の授業と同じことです。
先生がいて、教壇に立って、教科書を読み、黒板に板書する。学生時代にはこんな光景があったと思います。
でも社会人が独学で勉強を始めるとなると、この授業部分がそっくりなくなります。
なぜなら、先生がいないからです。自分一人で学習を進めないといけません。
だから、勉強がつらい、難しいと感じるのです。
ちなみにこの授業を受けるに相当するのが、予備校の講義と通信講座などの動画学習なのです。
非常に強力なサポーターになります。
このように通学や通信講座であれば、生講義や動画学習があるので、勉強はあまり躓くことなく進んでいきます。
しかし、これが独学となると、先生がいないため、苦労することになります。
これを聞いて、あぁ、納得と思われた方が多いと思います。
学生時代は先生がいた・・・
学生時代の授業というのは実は、ペースメーカーとなる先生が教鞭に立って、ところどころ補足説明を行いながらゆっくりと教科書を進めているのです。
このため、実は一人で参考書のみを読んで進めていったという人が少ないんです。
自分のこれまでの経験を思い出せば
『そういえば、参考書を一人で進めたことない』
となるはずです。
この経験がなく、独学でテキストを進めていくとなると、かなりの苦戦することになります。
場合によっては、テキストを開いて、活字だらけの参考書を数ページ読んだだけでギブアップとなるわけです。
テキスト対峙する瞬間が独学の最初の関門となるのです。
そして、なによりも、ここでリタイアしていく人が一番もったいないと思います。
テキスト読むのが苦手を克服する二つの方法とは
では、参考書を見て、挫折しないためにはどうしたら良いのでしょうか?
先程、解決する方法が二つあるといいました。
具体的に一個ずつ見ていきましょう。
2つありますが、どちらもテキストをいきなり読み込んでいくよりは、理解しやすいかと思います。
①ノートを作りながら、勉強を進めていく方法
一つ目はノートを作りながら、勉強をしていくという方法です。
これノートにまとめていくことで、ゆっくり教科書に向き合っていくということを強制的に行うのです。
例えば、早口の人の説明を聞くのとゆっくりな丁寧な口調で説明してくれる人では後者の方が内容が頭に入り易いということがあると思います。
これと同じようにノート作ることでゆっくりと勉強を進めて、理解度を上げていこうというわけです。
つまりは学生時代の先生を自分で作り上げるということです。
ノートにまとめるという動作が学生時代の先生になります。
これにより、最初からテキスト読み進めるよりは、圧倒的に理解力は高まります。
ただ弱点があります。
それは時間がかかるということです。
実はそのため、私はノートづくりは進めていません。
理由はこちらの過去記事にかいてあります。
もし、書くが得意で覚えやすいとい人はこちらの勉強方法でもいいと思いますが、そうでもない人は時間が掛かってしまうのでオススメはしません。
②テキストを読むための下地を作るという方法
そしてもう一つの方法がこれです。
本当にオススメする方法がコレです。
下地を作るってどういうことか?
その説明前にそもそも根本問題について考えてみましょう。
なぜテキストはすらすらと早く読めないのか!?
まず、なぜテキストは小説にようにすらすらと読むことが出来ないのか?ということを考えましょう。
小説読んでみれば実際にわかると思いますが、小説は専門用語が少ないのです。
普段から使うような名詞や用語が多く使われていれば、頭の中で用語の意味などを変換する必要なく、すんなりと意味が入ってきます。
これが小説がすらすら読める理由の一つです。
では、テキストになるとどうでしょう。
見たことも聞いたこともないような用語がところどころに交じっているのです。
そして、その用語に出くわしたときに?マークがついて、止まってしまうのです。
だから、すらすらと読めないのです。
これがテキストが小説のようにすらすらと読めない理由なのです。
で、これを小説のようにすらすら読むようにする方法はどうすればいいのか?
下地を作るということ
下地を作るというのはどういう意味なんでしょうか?
具体的に言えば、初めて見る用語を初めてじゃなくせばいいのです。
用語が初めてだから身構えてしまうのです。
だったら慣れてしまえばいいだけです。
さらに具体的に言えば、さらっと一回テキスト読むことで、精読するための下地を作ることです。
そうすることで、次読むときに前回よりも読みやすくなってくるはずです。
ポイントはさらっと読むことです。
時間をかけて読めば、普通の精読と変わらないからです。
実際にやってみるとわかると思いますが、テキストは読めば読むほど、読むスピードは上がります。
結果、ノートを作りながら進めるという方法よりも早く、効率的に理解を高めることができるのです。
私が知る限り、これが大人で独学で勉強する最強のインプット方法だと思っています。
通学や通信講座の人は動画を見ながら勉強を進めていくのが効率的でしょう。
ちなみにこの私の理想の勉強方法に近いのが7回読みという勉強方法です。
7回読み勉強法って!?
あの東大を主席で卒業した山口真由さんの勉強方法です。
最近クイズ番組での露出も増えてきました。
今現在は弁護士をなさっているようです。
この勉強方法、かなり参考にしました。
山口真由さんの本の中にも書いてありましたが、もし7回読みが大変だと思った方は、3回、4回で試してみるのもありだと書いてありました。
ちなみに、この7回読み、私は7回すべて、一語一句拾って読むのかと思っていましたが、実際は4回くらいまでは下地を作るという意味で、さらっと読むそうです。
まぁ同じテキストを読み込むという点では変わりはないと思います。
この下地を作ることで確かにテキストが読みやすくなります。
数々の勉強方法の書籍が出ていますが、私はこの山口真由さんの勉強方法が一番しっくりきました。
まとめ
テキストを読むのが苦手という人が克服するには3通り方法があります。
それが以下です。
・いっそのこと、先生付きの通学や通信講座を利用する
・ノートにまとめながら、ゆっくりテキストを進めていく
・サラっと何度かテキスト読み、精読の下地を作りながら、何度もテキストを読
んでいく
この3つです。
私が思う独学で効率がもっともよいと思う勉強方法は三番目だと思います。
参考までに。
ちなみにこれで、資格などを取ろうとして、テキストをそろえたのに、本棚や押し入れの肥しとなること少なくなるでしょう。