ちょっと衝撃的なタイトルになってしまいましたが、大人の勉強方法であり得ないのがノートづくりです。
わたしはこの勉強方法をやめたことで、宅建、行書の試験に合格することができました。
行書に関しては一部記述式という問題形式があったので、厳密には8割、読むだけ勉強法で合格したということになります。
一方、宅建は100%、読みと問題演習だけで合格しました。ノートとペンは一切必要なしです。
なぜ、私がここまでノートづくりを否定するかというと
書くという行為は本当に時間がかかるからです。
これがまず勉強の継続率を下げる第一要因だと思います。
一言でいえば、メンドクサイというわけです。
そして、メンドクサイ→勉強しないという最悪の構図が成り立ち、負のスパイラルに陥るというわけです。
さらに具体的にどんなスパイラルかというと、ノートづくりに時間をかける→ようやく覚える→次の単元をノートづくりをする→前の単元を忘れる。
時間がかかるゆえにこんなことが起こりえます。
学生時代ならば、勉強時間に制限はあまりありませんでしたが、社会人となると働いた状態で資格試験の勉強をしなければならないので、特に時短が必要です。
そして、難関資格でもない限り、読むだけならば、一日10時間あればほぼ、全出題範囲を一日で読破することができるでしょう。
ノートなら、たぶん1週間くらいかかるんじゃないの!?
というような感じです。
ポイントは一度にきっちり覚えるんではなく、何度も繰り返しが重要です。
皆さん、はじめの1週間だけでもいいです、勉強は読み中心の勉強にしましょう。
騙されたと思ってやってみてください。
これで大抵の資格試験の勉強の下地はできあがります。
そして、1週間たって、勉強が楽しいと思ったり、続いてるなと思ったら好きな勉強方法で頑張ってください。
あとは、自由にすればいいと思います。
覚えづらいところがあるのならば、その部分だけノートを作ればいいですし、ゴロ合わせなんかも活用すればいいだけです。
ただ、最初からノートづくりをするというスタンスだけはやめましょう。
最も効率が良いのはテキスト精読と問題演習であることは間違いないと思います。
ちなみに私が巷の数ある勉強方法の中でもっとも理想とするのが山口真由さんの7回読みです。