私が高校生の時、何度かスーツを着る機会がありました。
というのも、学校が私服であったので、入学式や卒業式などはスーツで参加することが多かったからです。
ちょっと慣れないスーツですが、体つきも大人になり、年齢はまだ若くても、それなりに似合ってくるものです。
その度に祖母から、「いや~、マゴにも衣装だね~」
なんてほめられていました。
照れながら、よせよ、ばぁちゃんなんて言って、笑っていたのを思い出します。
10数年たった今気づきましたが、これって全然、誉め言葉じゃありませんでした。
そもそも、ばぁちゃんがどういう意味で言っていたのかは不明ですが、私はマゴを孫という意味だと思っていました。
まずこれが間違いで、ほんとうは馬子です。
そして、意味も全くと言っていいほど、違ったものになります。
私が想像していたのは、あんなに小さかった孫もスーツ着るような年になり、立派に育ったもんだよ!!まったく!!くらいの意味だと思っていましたが全然違いました。
正確な意味は、どんな人間でも身なりを整えれば、立派に見えるという、なんとも皮肉めいた意味らしいです。
ばぁちゃん・・・・・泣
どういった意図で言っていたのかはわかりません。
本当に馬子だったのか、はたまた間違いの方の孫であったのか・・・・。
言っているときの表情を見る限り、後者で勘違いしていっていた可能性が高いです。
真相は闇です。
もう覚えていないでしょうから。
みなさんの中でも、勘違いしている人が多いのではないでしょうか?
そして、卒業シーズンですから、今頃言われている人も多いかもしれません。
決して孫ではないので、注意です。
誤用は恥ずかしいので、やめましょう。