今日はちょっと、下品な話になります。食事中の方や想像力のすごい方は注意してください。
これは私が電車内で、便意をもよおし四面楚歌となった話です。
四面楚歌というのこういうことなのかとおもうくらい、逃げ場のない状況に追い込まれてしまいました。
人間、究極の便意をもよおし、かつどこにも逃げ場がない状況となると、どうなるのか知りたい人はぜひ読んでください。
そして、衝撃のオチがしっかりとあるので安心してください。
では、話に入ります。
それはまだ、私が20代のころでした。
朝の通勤ラッシュという時間帯もあり、6両編成くらいの電車内は大変混雑をしており、座席に座ることもできず、私はいつものように連結部分に立ちのりという状況でした。
その時はまだ、自分の体調に異変もなく、特に問題はなく、いつも通りといった感じでした。
しかし、どんどん電車は進み、それは終着駅1つ手前で事件はおきました。
腹がいたい!!
明らかな便意です。
一つ前の駅で降りようかと思いましたが、その時は、私の中の大便をつかさどる司令塔がまだ粘れると判断しました。
それに、時間的にも余裕がなく、ここで降りれば大幅なタイムロスと考えたからです。
しかし、この判断が私を苦しめることになりました。
おかけで終着駅までの地獄なような20分を過ごすことになりました。
依然として、私は連結部分にいました。
連結部分でさえ、混雑しているという状況です。
その中で必死に、便意の波と戦っていました。
景気の波でいえば、コンドラチェフの波ではなく、キチンの波です(笑)
車両内には、便所が設置されていましたが、向かおうにも混雑の電車内なので、人込みをかき分けて、2、3両先までいかなければなりませんでした。
途中で漏れたら、テロになりかねないし、おそらく、その後、同じ時間での電車は利用できないと思い、却下!!
洋画なみのスタントを決めて、窓ガラスを割り、電車上部に上がり、用を足すことも考えたが、限りなく危険なうえ、何しろ、洋画ですら、電車の上部に上がるのはクライマックスぐらいに出てくるスタントなのでやめました。意味不明(笑)
何もできずに、連結部分にとどまることに。
まさに四面楚歌となりました。
まじに顔とかは、サバンナ高橋さんの下痢止めのCMくらいなんか感じです。
本当にあのCMは高橋さんが適任だと思います。
映画のるろうに剣心の斎藤一役が、江口洋介さんぐらい、しっくりきました。
とにかく、何度もおしよせてくる波と戦っていました。
震えが・・・。
とうとう、限界が・・・・・
と思い、その時に出た行動はというと、
なんと、その場でしゃがみこんでしまいました。
これにより、何とか、最悪の自体を逃れることが出来ました。
人間、便意の限界が来ると人前でも恥ずかしさも関係なく、しゃがみこむようです。
ふぁもうダメだとか・・・情けない声もちょっと漏れていたかもしれません(笑)
連結部分にいた人、誰にも声をかけられなかったところを考えると、どうやら完全に変態おっさんだったのかもしれません。
そのころは青年でしたが(笑)
そして、何とか、終着駅につくというアナウンスが・・・
まさに天国へ・・・・
と思いましたが、ここで油断したらダメなことは百戦錬磨の私は知っていたのであります。
というのも小学生のころ、便意を催し、何とか下校し、友達とも別れを告げ、自宅前にいき、自宅の玄関前で安心して、いざ入ろうと思ったところで、
鍵がかかっていたという、想定外の事態によりゲームオーバーになったことがあったからです。
油断してはいけないは百も承知です。
いよいよ、終着駅につきました。
そして、人込みをかき分け、とにかく、競歩くらいの速足で、トイレに直行しました。
途中、気づく・・・・。
なんと、便意が消失しているではないですか!!
何だこりゃ!?
トイレの前で完全に便意が消失していました。
原因はもしかしたら、競歩のように走るときにあの腰をちょっと横にふるようなしぐさが便意をどこか遠くへ連れていってくれたのか?
ほっとはしたけど、なんかもったいないような不思議な感覚に陥りました。
あの地獄はなんだったのかという話です。
とりあえず、最悪な事態には陥ることは回避できました。
何が言いたいのかというと、便意を感じたときはとにかく、便意ファーストで動くということがまず一つです。
レディファーストでも、都民ファーストでもなく、便意ファーストです。
そして人間便意が極限まで行くと、しゃがみこんで、「ふぁ・・・」と情けない言葉を吐くということ、そして、競歩のように腰を横に振りながら、速足で歩くと便器がどこか遠くへと連れ去ってくれることです(多分・・偶然)。
これらが今の私の教訓となっています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。