どんだけ、いいことをしてきたとしても、どんだけいい人でも、殴ったら負けです。
こんなの昔から決まっていることです。
それを、挑発されたから、ってことで、オッケーなんてなるはずがありません。
私の考えはそうです。
殴っていい時なんていうのはせいぜい、正当防衛が働いたときだけです。それもかなり、この正当防衛がはたくときというのは限定されます。
時には、どうしようもないと自分が思う状況でも、逃げることができたじゃないのかと言われることもあります。
逃げるが勝ちなんて言葉もあるように争いはさけるべきです。
自発的に殴るということはもちろん、殴られたから、殴り返すということですら、許されるハードルが高くなるわけです。
堂々と殴れるのはボクシングやK-1の試合くらいだと思います。
暴力というのは本当に最低だと思います。
私も過去に何度か一方的に暴力を振るわれた経験がありますが、殴られた方のくやしさ、むなしさは、なかなか心の中から消えるもんではありません。
物理的な傷やケガは時間とともに治りますが、心の傷は深く残ります。
殴った方も殴った方でいろいろ考えることがあると思います。
暴力はたいていの場合がお互いにとって、悲しいものとなります。
確かに感情的になって、拳を握りしめることは何度かあると思います。
ですが、そこで実際に殴ったり、蹴ったりしてしまうか我慢することで、その後の人生に大きな影響を与えるはずです。