勉強がコスパが良いというのはよく聞く話です。
コスパとはコストパフォーマンスのことです。
要は努力(費用)の割には、パフォーマンス(見返り)が大きいという意味です。
果たして本当に勉強はコスパが良いのか?
確かにこの世の中、勉強して、官僚になったり、医師になったり、弁護士になったりと高収入になるには、勉強が必要です。
勉強はこの世の中で確実に近い状態で高収入になる手段と言えるでしょう。
これは決して今に始まった話ではありません。昔からそうです。
ただ、これは学生時代に勉強した話であることが多いです。
つまりは小さいころから一生懸命に勉強した積み重ねで、こういった恩恵を受けれるわけです。
ひっくり返すと社会人になると、もはや手遅れとなるケースも少なくないということです。
30代の私が今から医師や弁護士になるといっても無茶があります。
例えば弁護士を目指すとなると、勉強時間も膨大ですし、場合によっては法科大学院にもいかなければいけなくなります。
こうなると、時間的にも、費用的にも高いものとなってしまいます。
一発逆転の資格が用意されている!?
ですが、意外と知られていないかもしれませんが、そんな手遅れの私たちにも一発逆転の術があります。
それは、資格取得という道です。
資格を取ることで、独占した業務ができることがあるのです。
そして、結果高収入を得られるパターンが多いです。
例を挙げれば、司法書士試験、行政書士試験、宅建士試験、TOEICなどがあります。
これらの資格試験は受験資格が不問なため、誰でも受験することができます。
受験資格のための学歴なんかも必要ありません。
ただ、やはり、これは私たち、勉強サボった組を救済してくれるいわば特別ルールなため、道のりは険しく設定されています。
つまり、たくさん勉強しないといけないのです。
例えば、私が司法書士になるためには3000時間かかる言われています。
これを一年で考えると、一日に10時間近く学習しないといけません。
そして私は中学生というわけでもないので、何ら制限なく働ける大人です。
となると、この3000時間をすべて時給1000円のバイトをしたとします。
そうなると、単純計算で300万円が私の懐に入ります。
これって強引に言い換えると300万円ゲットする機会損失が司法書士試験の勉強にはあるのです。
と考えると本当にコスパが良いのか?
そんなことなんて、正直、わからなくなります。
ただ、これをどうでもいい時間を過ごしていた場合で考えるとそもそも機会損失なんてないわけですから、非常にコスパが良いわけです。
そして多くの方が、特に生きるうえで意味のない無駄な時間を過ごしています。
芸能人の私生活やスキャンダルなどのニュースを週刊誌などで情報を得る行為もその一例です。
別に他人の私生活を知って何の特になるのでしょうか?
そんな時間があるのならば、勉強の時間に当てられるはずです。
別に司法書士試験に合格したからと言って、すぐに高収入になるとは限りませんが、収入や地位が上がる可能性があるのは間違いないと思います。
ちなみに司法書士の平均年収は600万円と言われています。
そして、平均なので、頑張り次第では1千万円プレーヤーになることもそう難しくないといえそうです。
学生時代に勉強するのがもっともコスパが良い!!
冒頭で振れたように、本来ならば勉強が仕事呼ばれている学生時代にした方が、もっともコスパが良いと言えるでしょう。
能力的にも、時間的にも、社会人となった今よりも条件が良いからです。
それは間違いないと思います。
両親、社会全体があなたのために勉強する時間をくれているのです。
そこで勉強しないのは、非常にもったいないのです
でも、手遅れだ、手遅れだといっても始まりません。
自分がいつになろうと、勉強しようと思ったときに勉強するのがもっとも最速なタイミングです。
思い立ったが吉日です。
50代でもあろうと60代であろうと、時間さえ作って勉強さえすれば、遅すぎることはありません。
皆さん、勉強しましょう。
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